日本一周飛行機の旅【2日目】(SKY/BC754&VNL/JW910搭乗記)
旅の1日目はこちら
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2日目も那覇の天気はいまいち。
午前時間があるのでとりあえず首里城公園に行ってみる。
が、駐車場満車、周辺のコインパーキングも満車。
同様に駐車場を求めてさまようレンタカー多数なので、大して時間もないし面倒になり下山。
那覇空港の南の飛行機ウォッチスポット瀬長島に行ってみました。駐車場もちょうどいいところにあり、かなり滑走路にも近くナイスなポイントです。
しばらく飛行機ウォッチをした後、レンタカーを返却して那覇空港へ。
まずはスカイマークのチェックイン。スカイマークは専用機で、今回乗った4つのエアラインの中で唯一バーコードではなくクレジットカードでのチェックインでした。
搭乗券はスカイマークが一番紙質が良かったです。
チェックイン直後、放送。
「スカイマーク754便は、新千歳空港雪の場合は羽田空港または中部国際空港に向かいます」とのこと。
今回の旅で心配していたのが、この便が
(1)スカイマークの経営問題で飛ばなくなる
(2)新千歳空港の雪で飛ばないor降りれない
だったわけで、(1)は回避されましたがまさかの(2)の危機です。
スカイマークのホームページで見ると、放送と違いなぜか羽田or仙台になってました。
新千歳空港のライブカメラを見ると大丈夫そうで、これから降り始めるのかなと思いつつ、今これなら大丈夫ではないのかなととりあえず勝手に安心。
100円払って展望デッキに出てみるも、雨&強風で一瞬で退散。
わりと有名な空港食堂に昼食へ。
ソーキそば、650円で肉も大きくだしもおいしくかなりよかったです。
関東の沖縄料理屋で食べるよりもかなり良かった。
ご飯を食べたら保安検査を通過して飛行機へ。バス搭乗でした。
機材はJA73ND。ボーイングスカイインテリア(BSI)の機材を期待しましたがハズレ。
ちなみにこの機材、グアムへのチャーターに使うためにETOPSを取った機材みたいです。
かなり強い向かい風でRWY36から離陸。普段と比較できないからよくわからないけど、これだけの向かい風だと普段より離陸滑走距離が短かったのではと思います。
機内アナウンスでも雪の場合のダイバート先は羽田またはセントレアと言っていたので、ホームページの仙台という表記は間違いだったみたい。
全国的に天気はイマイチで、ずっと雲の上でした。
搭乗率は50%弱ぐらいで、隣もあいていたのでゆったり過ごせました。
17時ごろ「17:40着陸予定、まもなくベルトサイン点灯」と放送がありましたが、17:30になっても点灯せず高度も下がっていない。(雲の下に降りない)
もしやこれはと思った瞬間、CAさんがコックピットと通話を開始、その後すぐにアナウンス。
「新千歳空港の近くには来ているが、雪のため旋回して除雪の完了を待ちます。新たな着陸予定は18:18です。」とのこと。
この時点で色々シミュレーション。
・まずこの飛行機が予定通り降りれるか?
・予定より遅れた場合、次に乗るバニラエアに間に合うか?
・そもそも帰りに乗るバニラエアの機体(前の便)は新千歳に来れるか?
・バニラエアが新千年に来たとしても遅れそう
・遅れてさらに、再度除雪となれば成田の門限が怪しくなる
ホールドを初めて経験しましたが、後からFlightradarで調べてみると、こんな感じで旋回してました。この程度の直径であればあんまり回ってるって感じはしないですね。
18時前に「18:07着陸予定」とアナウンスがあり、降下を開始。
雪の中のアプローチは面白くて、白いキラキラの直線がずっと窓の外に伸びてる感じでした。
着陸はRWY19R。普段、新千歳は19方向だとLが着陸ですが、この天候とあってILSを使うためにRに着陸したと思われます。
滑走路も雪でガリガリでしたが、除雪完了したとあって次々に離着陸してました。
とりあえずバニラエアのカウンターにチェックインしに行ったら、乗るVNL910は既に遅延の表示になっているも何分遅延か出ておらずスタッフのかたに聞いてみました。
「30分の予定だが、状況次第でもっと延びる可能性がある。成田空港からの終電に間に合わない可能性があるので了承いただきたい」とのこと。
バニラエアもチェックインはピーチと同じ感じで、パソコンタイプ&レシート。
何分遅れるかわかないがとりあえず夕ご飯。一幻のえびラーメン。
妻からもらったお小遣いでロイズの生チョコとポテトチップスを買った後、保安検査を通過。
搭乗口では最初、20:40搭乗開始・20:50出発と案内していました。
Twitter情報で、福岡空港はANAの787が故障して滑走路閉鎖、羽田空港はマイクロバーストでホールド&ダイバート多発と知り「日本中空港荒れてるな〜」と思いつつ待機。
結局、これから乗る機体(VNL909便)は20:15分頃着陸したものの誘導路の混雑でスポットインしたのが20:40でした。なので当然ながら予定通り20:40からは搭乗開始できず。
その後、20:50に搭乗を開始しましたが、まだ掃除中らしくしばし通路で待ったあと機内へ。
飛行機が動き始めたのは21:15ぐらいで、離陸したのが21:30過ぎでした。
成田までの飛行時間は普通1:30なのでこれ門限やばいんじゃないかと思いつつ、カーフュー延長申請するのか*1特に説明のアナウンスはなし。
機内ではしばらく寝てましたが、起きてしばらくしたら降下を開始。結構ゆれて、やはり途中で23時オーバー。でもそのまま着陸。説明はないもののやはり門限延長を申請したようです。
着陸はなぜか34L。他の離着陸機もないし、駐機場に近い34Rに降りなかったのはなぜなのか??
最終的に、駐機場に到着したのは23:20頃でした。
駐機場からターミナルへ向かうバスで、運転席の無線からエアドゥがなんとかって聞こえてきて、もしかして羽田のマイクロバーストでエアドゥが成田に降りたのか?なんて思いいながら、ターミナルへ戻ってこの旅は終了。
ちなみに、予想通りエアドゥは成田に降りたみたいだし、乗っていたVNL910便はカーフューの弾力的運用で着陸したみたいです。
http://www.naa.jp/jp/csr/curfew/soft/docs/2015_03_01_curfew.pdf
思う存分飛行機に乗って、美味しいもの食べて、若干のイレギュラー運航も経験してとても楽しい旅でした。
*1:成田空港は天候などが理由のやむを得ない場合は着陸料を2倍払うと門限を1時間延長できます。http://www.naa.jp/jp/csr/curfew/